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2016.01.16
弊社では数年前より、編集作業およびレイアウトデータ流し込み後の
業務の合理化・効率化、トータルコストの低減を目的に、
テキストデータの整形を、編集・校正・制作の業務の一環として
行ってまいりました。

だいぶノウハウの蓄積もされてきており、
さまざまなシーンで柔軟な対応も可能になってまいりましたので、
改めてここでご紹介させていただきます。



●原稿整理サービスの概要

◎編集の方のメリット
・編集作業前、もしくは流し込み前のテキストを拝見し、表記の傾向を見て、
 ばらつきがちな表記のルールをご確認しリスト化して、
 検索・置換などにより、ご指示に沿った表記統一をいたします。
 必要に応じて、流し込み直前に再度原稿(データ)整理をすることもできます。

・データ整理を行うことにより、初校以降の
 「校正―編集―DTP―編集・校正―DTP(修正もれの訂正)―編集・校正
 ―DTP(修正もれ)……」の際の赤字入れと修正作業を極力減らすことで、
 著者・編集者・校正者いずれもが、内容に神経を集中することができる
 ようになり、高いレベルの校正が期待できます。

・流し込み後であっても、文字検索可能なPDFがあれば、
 表記の傾向の確認・リスト化が短時間でできます。
 あらかじめルールをはっきりさせておくことで、
 校正を効率的に進めることができます。

◎DTP作業者の方のメリット
・DTP入れ前のデータを、レイアウトフォーマットにそのまま流し込んでも、
 デザイナー・オペレータの方の手作業が最低限ですむようなきれいなテキストに、
 マクロなどを使用して整形します。

・流し込んだあとにオペレータの方が手作業をする部分
 (TMなどの上付き・下付き、イタリック、ルビ入れ)にトリガー
 もしくは固有の書式を入れることで、
 スタイルをあてる作業を一括で行ったり、該当箇所を検索で探したりする
 ことができます。
 それにより、目で該当箇所を探すよりも確実に、短時間で処理を行うことができ、
 かつ、初校以降の修正も減ります。



上記の内容と、具体的なサービスの流れについては、以下にまとめてあります。

http://idpd.co.jp/download/genko-seiri.pdf

ご不明の点、お困りの点など、どうぞ気軽にご相談ください。(担当:藤田)